電動バイク人気でホンダ「ビジョン」実売価格が3000万ドン台前半に

電動バイク人気でホンダ「ビジョン」実売価格が3000万ドン台前半に

ベトナムでは電動バイクの普及が進み、ガソリンエンジンのバイク市場に変化が起きています。かつてホンダの中で最も売れていたスクーター「ビジョン」は、現在一部の販売店で実売価格が3000万ドン台前半まで下がっています。

ホンダ・ビジョンの店頭価格はおよそ3,090万ドンから

複数の販売店を取材したところ、ホンダ・ビジョンの現在の店頭価格は、標準グレードが約3,090万ドンとなっています。高級グレードは約3,200万ドン、特別仕様車は約3,380万〜3,570万ドン、スポーティ仕様は約3,750万ドン、2024年型のクラシック仕様も約3,750万ドンで販売されています。

11月時点では、同じ販売店でより高い価格が付いていました。標準グレードは約3,430万ドン、高級グレードは約3,290万ドン、特別仕様車は約3,380万〜3,570万ドン、スポーティ仕様は約3,660万ドン、2024年型クラシック仕様は約3,660万ドンと、現在より数十万ドン高い水準でした。短期間のうちに、実売価格が目に見えて下がった形です。

電動バイクシフトがガソリン車の価格に影響

複数の省・市では、大気汚染を抑えるためにガソリン車を段階的に制限し、電動バイクの利用を優先する方針が議論されています。ガソリンバイクを新たに購入するかどうか迷う人が増えた結果、ガソリン車全体の実売価格には下落傾向が出ています。

ホンダ・ビジョンは、もともとホンダのスクーターの中で最も売れていたモデルの一つです。しかし近年は電動バイクのラインアップが増えたことでガソリン車の販売台数が少しずつ減り、ホンダ側も車種別の月次販売台数を以前ほど詳細には公表しなくなっています。

一方でホンダベトナムによると、2025年10月の二輪車総販売台数は18万8,036台と、前年同月比で約2.8%増加しました。ガソリン車の一部モデルで価格調整が進むなかでも、市場全体としては一定の需要が維持されていることがうかがえます。

業界の専門家は、今後もユーザーが徐々に電動バイクへ乗り換えていくと見ています。車両価格や充電を含めたランニングコストの安さに加え、日常の使い勝手の良さや、国内で選べる電動バイクの車種が増えていることが理由として挙げられています。さらに、メーカーや販売店による優待やキャンペーンも増えており、電動バイクを選びやすい環境が整いつつあります。


※引用元:bluebookvn.com(2025年12月09日)
※本記事は元情報を翻訳した内容であり、情報が変更される可能性があります。